チョイ旅チョイ旅

TOP > クロアチアの首都・ザグレブの旅

クロアチアの首都・ザグレブの旅

やってきました、クロアチア。最初の目的地は首都ザグレブです。旅の出発点となるのは中央駅。1860年に建てられたというザグレブ中央駅はオリエンタルな雰囲気に溢れています。さあ、駅から一歩外に出て観光をスタートさせたいと思います。

駅から外に出てみると、緑豊かなトミスラフ広場とその前を行き交う路面電車が目に飛び込んできました。とても活気があります。ガタン、ガタン、と走る旧式の路面電車が懐かしい響きを出しているからでしょうか、活気はあるけれども、そこにせかせかとした空気は全く流れていません。

次に目を奪われたのは、広場に建つ大きな銅像。これは初代クロアチア国王・トミスラフ像だそうで、その姿はとても凛々しく勇ましいです。そして、その後ろには青い芝生と色とりどりの花で彩られたトミスラフ広場が広がっています。

犬を散歩させている人やベンチに座って景色を眺めている老人、友達とおしゃべりを楽しむ若者など、みんなそれぞれの時間を楽しんでいます。その広場の真ん中には、ずっと眺めていたくなるような素敵な噴水があって、小さな子供たちがその周りではしゃいでいます。私もベンチに座ってみました。すると、時間が驚くほどゆったりと流れているのが感じられました。

image001.jpg
駅から見たトミスラフ広場

image003.jpg
トミスラフ広場から駅を眺める

この広場をもっと眺めていたい気持ちがありましたが、観光に来たのだから、観光をしないわけにはいきません。ということで、次は街の中心地まで行ってみましょう。中央駅から街の中心である共和国広場へは路面電車でも行けますが、「歩いて行く方が楽しいよ」という地元の方の勧めで歩いて行くことにしました。

共和国広場まではまっすぐ進むだけですが、その間に3つの広場を通ります。ひとつは今いるこのトミスラフ広場。そして、次にストロスマイル広場、ズリンスキー広場と続きます。このストロスマイル広場とズリンスキー広場のちょうど間には日本大使館もあって、日章旗が見えました。外国にいて日本の国旗を見るなんて、少しおかしな感じがしますね。

image005.jpg
ズリンスキー広場

のんびりと歩くこと15分ほどで共和国広場に着きました。そして、その活気に驚いてしまいました。今歩いてきた、のどかな散歩道とは一転、路面電車が絶え間なく走り、多くの人々が行き来しています。

この広場に立つ時計塔はよく待ち合わせ場所に使われるらしく、確かに時計塔の下には沢山の人が立っていました。この広場にもベンチが沢山あり、噴水もありました。

私もベンチに座り、行き交う人々や路面電車、そして、30羽はいそうな鳩の集団を眺めていると、突然、「ドーン!」と大きな地鳴りのような音が聞こえました。びっくり仰天した私でしたが、周りの人は気にしている様子がありません。尋ねてみると、毎日12時なると大砲がなるそうです。今まで、ヨーロッパ各地を回ってきましたが、街の中心で大砲の音を聞いたのはこれが初めてでした。

image001.jpg
正面から見た共和国広場

image003.jpg
噴水側から見た共和国広場

ここから、街の北にある丘に登ってみようと思います。ケーブルカーでも行けますが、所要時間はたったの30秒ということなので、歩いて行くことにしました。石畳のゆるい坂を上っていくと、20分程で丘の上にたどり着きます。こ

こからはザグレブの街を見下ろすことができるので、ザグレブ観光の際はこの丘から一度街を眺めてみるのがお勧めです。旧市街地の中で一番印象的な建築物と言えば、やはり聖マルコ教会です。この教会がなぜ印象的かと言えば、それは、屋根の上にいくつかの紋章が描かれているからです。

左側にクロアチア王国、スラヴォニア(クロアチア東部)、ダルマチア(クロアチア南部)の紋章が、そして右側にはザグレブ市の紋章がタイルでモザイク状に描かれています。それは素敵でもあるし、また、可愛らしくもある屋根で、とても印象に残りました。

1国の首都とは思えないほど、のどかで平和な街ザグレブ。のんびりと気ままに歩いてみるのに最適な街です。